4月から10月の間は1日2回セリが行われます。近海の鮮魚限定と言うこともあり
ほとんどが、活魚車で生きたままやって来ます。写真は真タイ、真アジ、カワハギなどが
水槽に入っている物です。この朝とれた魚のみを競るセリを通称『追っかけ』と呼んでいます。
2番セリは、毎朝7時40分からやってます。

ホッケみたいなこの魚はアイナメ（しんじょう）といいます。
価格はホッケの10倍くらいする高級魚です。春から夏にかけ
よく使われ、懐石料理の椀だね、焼き物などになっています。
個人的にはホッケの開きが好きです。

『あこう』と呼ばれるキジハタの仲間です。超高級なお魚です。
白身にしてこの脂ののりと美味しさはこの魚だけだと思います。
写真のあこうは、2.0kUPですがここまで大きくなるのに5年は
かかると言われています。漁師の間で昔から1日であこうを2尾
釣れば、今日一日仕事しなくていいと言われるくらいすごい魚です。

今日入荷した400ｋの本マグロの腹と脂のりまくりのマカジキです。
このような食材を筆頭に今日もいろいろなお魚が入荷してきました。
これを使って今日は魚屋の寿司を作ってみました。我ながらいい出来で
かなり満足しました。これ銀座のすし屋で食べたらいくらになるのかな(汗）

釣りの本クエです。20ｋもありました。
ハタ、アラなどよく似た魚を紹介して
きましたがこの『クエ』は初めてです。
なかなかお目にかかれないお魚です。

天然記念物のかぶとかにみたいですが、うちわ海老と言うエビの仲間です。
見た目がうちわみたいだから、この名前になったようです。
変な顔ですが、身質は伊勢えびみたいでとても美味しいです。

今朝とれた超特大の真サバです。
１尾1.5ｋもありました（驚）

春といえば『さより』も旬です。日本海のさよりは
見ての通りのこの大きさです。淡白な味ですが
とても美味しいお魚です。

マグロやカジキなど大きい魚をさばく時は、包丁も大きく
なる為すごく注意をしなければいけません（怖）
写真の宮川君もちょうど１週間前に手を切ってしまいました。
今は元気に、魚をさばいています。
皆さんも包丁は気をつけて扱ってください。

この時期天然のトラフグがたくさん獲れます。
見ての通りこのすごい歯は天然の証です。
一枚歯でなんでも噛み切るすごいやつです。

春になり、真鯛も順調に毎日入荷しています。
サクラ鯛は美味しくて、単価も安い今一番お薦めのお魚です。
写真は今朝獲れた10ｋの真鯛と奥尾君です。

もちみたいですが、これがタコの卵です。すごい珍味です。
これ１個で何万個のタコの元が入っています。
この卵は、タコの頭の中で育てられます。ものすごく
やわらかくて、薄皮を破ると『藤の花』のようなので
海藤花(かいとうげ）と呼ばれています。
なかなか見れない珍しい卵です。

有名なオコゼと言う高級魚です。とても美味しいお魚です。
写真は、彼の横顔と正面の顔ですがどこが目だかもよく
分からないくらいブサイクです(笑）また、背びれには毒が
あり刺されると、ドラえもんのように、手が腫れます（怖）

今日パンフレットのお魚の撮影会が寿がやで行われました。
写真を撮っている人を、撮ってみました(笑）